先日人気YouTuberのヒカルさんが新事業を立ち上げる件について動画を配信しました。
新事業についてやりたい事をヒカルさんの体験談や熱い思いをまじえながら話す動画はアップしてたった1日で4万を越える高評価と応援や期待のコメントで溢れています。
そんな動画ですが個人的に気になる一言がありました。
「高卒からIT企業ってなかなか行けないじゃないですか」
この一言でヒカルさんが何をしようとしているかなんとなく想像できました。
僕は高卒でSEとして色んなIT系の大企業で働いてきました。ヘッドハンティングされた経験もあります。
そんな僕がヒカルさんがやろうとしている新事業を予想してみます。
動画の内容のおさらい
約10分の動画ですが、要約すると次の通りです。
- 高卒の優秀な人材と大企業を繋げる事業をつくる
- 様々な企業の内部を配信する
それぞれ具体的な内容を動画のセリフから抜粋します。
高卒の優秀な人材と大企業を繋げる事業をつくる
高校卒業した人間と普通じゃ就職できないような…簡単にいったらIT企業ですよね
高卒からIT企業ってなかなか行けないじゃないですか
繋ぐことって凄い難しいと思うんですけど
実際IT企業も若くて優秀な人材を求めているのは事実なんですよ
でもそう言う人たちを選別する場所が無いんですよね
学歴で見るしか無いんですよ
一石を投じたいなとそこに!
様々な企業の内部を配信する
ほんと、世の中ね
いろんな会社がある!!
こんな会社があるんかと
こんな会社あったら働きたいなって!思わせてくれるような会社がいっぱいあります
でも多分それを知ることなくほとんどの人が、就職していきます!!
だから僕はそこだけでも変えたいんですよ!
ヒカルさんの新事業とは
僕が予想するヒカルさんの新事業は以下の通りです。
- YouTubeと人気YouTuberを使用してIT系大企業の広告を作成
- 企業に対する求人の書類選考や面接の代行
それぞれ具体的にどんな事業か説明します。
YouTubeと人気YouTuberを使用してIT系大企業の広告を作成
文字通りIT系大企業の内部を撮影した動画を広告としてYouTubeにアップします。
動画の内容は「人気YouTuberが大企業に潜入してみた」みたいな感じです。
この広告によって、求人が思うように集まらない企業と、いい企業に就職・転職したいと考えている人を繋げようって事です。
すでにテレビCMなどで同じような事をしている企業がありますが、この事業内容であればテレビCMにはない次に挙げるようなメリットがあります。
- ヒカルさんを始め人気Youtuberの知名度を使用しての視聴率
- 15秒~60秒という時間の縛りがない
- 若い世代はテレビよりYouTubeを見ることが多い
ヒカルさんの今のチャンネル登録者数は200万人を超えています。
登録している人もほとんどが若い世代なので広告の効果は絶大です。
企業に対する求人の書類選考や面接の代行
広告によって求人の数はかなり増えます。
そこで問題になってくるのが、企業側の面接する人手です。
ただでさえ人手が足りなくて広告を出しているのに、面接する人を増やすことなんて難しい。
そこで、大人数の中から優秀な人材をふるいわけるような、例えば面接の代行サービスも並行して行います。
通常面接は業務の片手間にやっている企業がほとんどですが、面接を専門にやるサービスということで、
しっかり時間を取った質の高い面接になり、企業側と就職・転職者どちらにとっても気持ちのいいサービスとなります。
次からこの予想の根拠についてお伝えします。
根拠
前提条件:高卒でもIT系の大企業は簡単に入れる
根拠の前に前提条件としてお伝えしておきたいことがあります。
この予測をするきっかけとなった一言
「高卒からIT企業ってなかなか行けないじゃないですか」
につっこみます。
IT企業に学歴は関係ない
ほとんどのIT企業は企業の大小に関わらず学歴、関係ありません。
東大卒のプログラマーより中卒のオタクプログラマーのほうが仕事が出来るなんてことザラです。
なぜか?それは2点あります。
- IT系は最近できた業種
- 次から次へ新しい技術が生まれる
上記のことから、授業のカリキュラムが整って無いんです。
よって、東大で授業うけるより、中卒で家に引きこもってパソコン触っているオタクのほうが最新の知識をもっていて実力もあるので仕事が出来ることが多いんです。
ここでポイントなのが勉強のカリキュラムが整っていない事。
勉強したことが古くて無駄に終わることが多いんです。
つまり東大で勉強した奴と中卒で何もしてない奴のスタートラインが一緒なんですよ。
中卒>大卒があり得る
IT企業は中卒高卒大卒関係なく入社した人には一通り同じ研修をさせます。
研修をさせるにしても今まで勉強してきた大卒が有利に思われます。
しかしITに関してはそうでは無いんです。
不思議なことに大卒よりも中卒のほうが研修の成果が出ることがあるんです。
ITってものすごく才能やセンスといったもので優劣が決まるものなんです。
本当に不思議なんですが、学歴問わず出来る人はすごくできる。できない人は全くできないのがITなんです。
学歴不問・未経験歓迎の求人が増えている
近頃のIT系での求人は、学歴不問・未経験歓迎の求人が増えております。
理由を簡単にいうと、才能やセンス見抜けないからとにかくいろんな人を雇いまくって育てよう!って事ですね。
長くなりましたが、前提条件として高卒でも大企業に簡単に入れる理由でした。
これを念頭に置いて次から新事業を予測した根拠です。
YouTubeを使用してIT系大企業の広告を作成と考えた根拠
根拠1.認知されていない
学歴不問・未経験歓迎にしたものはいいものの、求人はなかなか増えません。
それもヒカルさんの一言「高卒からIT企業ってなかなか行けないじゃないですか」に集約されます。
勝手な常識が世間で出来上がってしまっているからです。
この一言から、知らない人に伝えようとしているのかな?と予想。
根拠2.「様々な企業の内部を配信する」
動画の内容で様々な企業の内部を配信すると明言しておりました。
このことから企業をPRする動画を作ろうとしていると考えることができます。
根拠3.協力会社・株式会社VAZ
ヒカルさんが協力するといった会社、株式会社VAZの理念
株式会社VAZは、
若年層から人気のクリエーターを抱える
若年層マーケティング専門のエージェンシーです。
から若者向けに広告を出そうとしていると予想。
企業に対する求人の書類選考や面接の代行と考えた根拠
人気Youtuber使って、みんなここで働こう!って広告を作ったところで、たくさんの人が集まるのはいいものの、集まる人間のほとんどが使えない人間だったなんてことがあり得ます。
たくさんの人から才能ある人を見つけるのは大変です。
企業側からすれば人事の人数を急に増やすのは難しいです。
そこでたくさんの人から可能性のある人ある程度しぼるフィルターの事業もやるんじゃないかなと予想。
動画の内容で
実際IT企業も若くて優秀な人材を求めているのは事実なんですよ
でもそう言う人たちを選別する場所が無いんですよね
といっていたことから”選別する場所”として面接代行でもするんじゃないかと予想
新事業の気になること
この新事業について気になることについても予想します。
お金の発生源はどうなる?
動画でも少し触れていましたが、就職希望者がお金を払う事はないです。
お金はIT系大企業が支払うことになります。
IT系大企業が広告を作ってもらうことと面接代行の対価としてお金を払う形になります。
どんな企業が参加する?
繋がる企業ですが、大半がBtoBのIT系大企業です。
動画の中の例えとして出てきた任天堂などは絶対にあり得ないです。
理由を次にまとめます。
任天堂がありえない理由
この新事業に参加したい企業は、学歴不問未経験優遇にしているにもかかわらず求人が集まらない企業に限定されます。
任天堂のようなBtoCの企業はお客が消費者なので、嫌でも人に知られます。
例えばタウンワークに任天堂があって、学歴不問・未経験歓迎ってかいてあったら、みんな面接してみようって考えますよね?
任天堂のような企業からすれば宣伝してもらう必要がないんです。
中堅大企業向け新事業
BtoBの場合、たとえ任天堂と同レベルの会社だったとしても知っている人は客先の企業だけで、一般の人は知らないことが多いです。
名前が知れ渡ってなければいくらタウンワークに載っていたとしても、一般の人から見ればそのへんの中小企業とおなじです。
つまりこの事業は
高学歴は任天堂に持っていかれ、低学歴はそのへんの中小企業に流れてしまっていて求人が集まらなくて困っている中堅大企業向けの事業
という事になります。
繋がる企業に皆さんが知ってるような企業は出てこないですが、1部上場している立派な大企業なことは確かでしょう。
まとめ
新事業の正式な発表は、予想が正しければ最低でも3ヶ月くらいかかるんじゃないでしょうか。
広告をつくるだけなら簡単ですけど、作った後どうするかが足を引っ張ると思います。
まぁ名前を知って欲しいだけの中堅大企業の場合は求人さえ増えればいいという考えもあるので、意外と早く発表されるかもしれませんね。
ということで人気youtuberヒカルさんの新事業についての勝手な予想でした。
これ外れたらめちゃくちゃ恥ずかしいですね。。。今からドキドキです。。。
以上ご覧いただきありがとうございました!
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