うつ病になって半年が経ちました。今年ももう半分が過ぎ、このまま自分はどうなるんだろうか?と不安な毎日を送っています。
この間誕生日で25歳になりました。こんな状態でまた一つ歳をとってしまいました。
今回は誕生日にパニックを起こして死ぬかと思った話を書きます。
うつ病の人や、うつ病の人の家族、うつ病の人の友人などへ、うつ病のリアルな生活を少しでも感じていただいて、お役に立てていただければ嬉しいです。
今の症状について
最近うつ病がひどくなってきて一日23時間布団の中で生活しています。
今一番辛いのが、家族の存在です。布団の中にいても聞こえてくる家族の声や生活音が怖くて仕方がありません。
なんでこうなったかというと、今よりまだ元気だった時に、いろいろ話されたり聞かれたりしたからです。
例を挙げると次のような感じです。
- なんでしんどいのか?
- 俺たち(両親のこと)の方が苦労してきた!そんなことくらいでうじうじするな!
- 辛かった時の話を無理やり掘り返す。
こんなことを毎日繰り返すうちにおかしくなったんだと思います。
家族と話す=辛いことを思い出さないといけない
話したくない→聞きたくない→布団に潜っていれば大丈夫。
つまり、家族と話したくないから布団に潜っていることになります。
誕生日に起きたこと
誕生日の夕方。
母親から「ケーキを食べろ」と迫られました。
「ケーキは?」「ケーキ!」「ケーキくらいなら食べれるやろ!?」「なぁ!?」
すごく怖い。
布団に潜っていても逃げ場がないのか…。とか考えてたと思います。
静かになった夜。
父親が仕事から帰宅。急に僕の部屋に入ってきてこう言いました。
「誕生日おめでとう」
そして部屋から出て行きました。
うつ病になって半年です。日に日に頭がおかしくなっています。今はほとんど寝たきり状態。半年間何もできておらず、将来に絶望しか感じていない。
こんな状態で誕生日を祝われて喜ぶわけがない。
頭の整理が追いつかず、泣きました。大声をあげて。
父親が部屋に入ってきました。
慌ててたと思います。
「どうしたんや!何があったんや!」
「お父さんにできることはないんか」
とか言ってたと思います。
僕は「もう一人にして!」「関わらんといてくれ!!」って叫んでたと思います。また責められる。自分の思っていることを話すと反論されてしまう。声を聞きたくない。
部屋を出て行く前に父親は「言っとくけど俺はな…」と言いかけたところで
僕は「やめてえええええ!!!」と叫びました。
両親がいつもやる話し方です。僕を責める言葉を吐き出す時の決まり文句。
耳を塞いで頭を振っていたと思います。
とにかく頭の中がおかしくなってました。
父親が部屋を出ていったあとも涙は止まらず、息がうまくできませんでした。過呼吸です。
長い時間が経っていたと思います。
また父親が部屋に入ってきました。
「落ち着いたか?」と背中をさすってくれました。
ですが逆効果です。
(この流れで、諭されるように何かを言われるのかもしれない。また責められる。やめて。やめて。。。)
目から涙が溢れてきます。息ができません。手が痺れてきて、手の震えが止まらなくなりました。
それでも背中をさする手は止まりません。
足も震えてきました。やがて全身痙攣しました。手足の感覚がありませんでした。
その様子を見てか、父親が部屋から出て行きました。
なんとか息ができるようになって時計を確認しました。
父親が最初に部屋に入ってきてから2時間くらい経過してました。
手と口周りと枕がよだれでベトベトでした。泡も吹いてたのかもしれません。
一晩手足の痺れは取れませんでした。
最後に
うつ病のパニックで死ぬことはないと思いますが、さすがにすごく怖かったです。
手足の感覚ありませんでしたし、体が痙攣してますし、息もできず、引くぐらい涙が出ます。いっその事このまま死ねないかな。と。
祝うという行為を誤解している人がいます。
誕生日を祝いたいという気持ち。すごくわかりますが、それ、ただの自己満足になっていませんか?
うつ病に限らず、相手の嫌がることをして
「せっかくこっちは祝ってやっているんだから喜べよ!」
という人がいます。
ありがた迷惑です。
そんなこともわからない人間には祝うという言葉、行為全てを頭の中から消し去ってもらいたい。
以上ここまでご覧いただきありがとうございました。
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