病院の日がきた。
前回から2週間。
時間が経つのが早く感じる。
今日は母親が黙って車を出してきた。
いつもなら、「待ってるで」とか「車準備してくるから」とか一言声をかけてくるのだが。
怒っているのだろうか。
いつまでもウジウジ引きこもっている僕をうっとうしく感じているのだろうか。
早く治さないとな。
今週の調子について
寝れてますか?
僕「はい」
医者「何時に寝てますか?」
僕「22時〜24時くらいには寝てます」
医者「何時に起きますか?」
僕「8時間くらい寝てます」
本当は8時に起きるので、10時間くらい寝てることになる。
『8時に起きます』なんて言って、『10時間も寝てるの?』とか言われるのが嫌だから嘘をついた。
余計な話をしたくなかった。人とのやりとりで余計な頭を使いたくない。
医者「いいですね」
医者「起きた時はどんな感じですか?」
僕「何も感じないです」
医者「寝た感じはありますか?」
僕「寝た感じはあり…ます。」
前回も聞かれた質問だ。
予習するのを忘れた。
前回も書いたが、本当に何も感じない。
起きたらすぐに『勉強しなきゃ』と考えて、単語の勉強用の音声を聞き始める。
他の感情を感じない。
医者「それは良かった」
食事はどうですか?
僕「普通です」
医者「そうですか」
勉強はどうですか?
僕「普通です」
医者「いつの資格に向けて勉強してるんですか?」
面倒な質問だった。
11月19日にTOEICを受けようとしている。
言いたくなかった。
応援されたりすると、苦しくなる。
僕「資格を取ろうとかじゃなく、好きで勉強してるんです」
事実だった。
それに一度同じことを言ったことがある。
前回言ったこととの整合性を保つため、考えて嘘をつこうを思った。
医者「そうなんですか…。英語が好きですか?」
何が言いたいんだろうか。この医者は。
変な質問をされると、それを勘ぐってしまうので、すごくしんどい。
僕「普通です。知識を頭に入れることが好きなんです。なんでもいいんです」
医者「そうなんですか。いいですね。頭を鍛えるって」
次の通院も2週間後
医者「薬は前回と同じ量でいいですか?」
僕「はい」
- ラミクタール3錠
- ジプレキサ1錠
医者「質問とかクレームとか言いたいことはないですか?」
僕「ありません」
おしまい。
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