【うつ病日誌】勝手に部屋に入ってくる家族

うつ病日誌
この記事は約3分で読めます。

不安感を和らげるためにいいと聞いたので、今の気持ちを綴った日記を書く。

 

家族が勝手に部屋に入ってくるのが辛い。

ノックもせずに入ってくる(ノックをしたから入っていいってものではないが)

 

僕は3年前に実家を出て独り暮らしをはじめた。そして、半年前にうつ病になったので実家に戻ってきた。

僕に用意された部屋は物置部屋に布団を置いただけの部屋だ。

必然的に寝るためだけの部屋になる。

普段は家族全員でリビングで過ごす。

 

僕は定期的に理性を失うことがある。

考えて見てほしい、人前で発狂する自分を。とてもミジメだろう。

そうはなりたくないので物置にこもるのだが家族は気にせず入ってくる。なにも用はないのに。

3年ぶりに帰ってきた息子の顔が見たいのだろう。

僕は気丈に振る舞う。狂った息子を見せるわけにはいかない。部屋に入るだけならいい。

 

しかし家族は風呂にも問答無用で入ってくる。

 

一緒に入浴するわけではない。

風呂のドアを開けて、どうでもいい要件を聞かされる。

「ケータイがなんかおかしいから見てほしい」

「冷蔵庫の中にあれいれといたから」

 

僕がおかしくなるのに時間はかからなかった。

 

僕の家は3階建てで間取りは以下の通り

  • 1階が玄関、風呂、階段下収納、物置部屋
  • 2階がトイレ、リビング、キッチン
  • 3階が弟の部屋、両親の寝室

この中で1階の使用頻度がかなり高い。

 

僕がこもっている物置部屋の前を足音が何度も行き来する。

行き来するついでに家族は部屋のドアを開ける。

 

今はドアを開けられるのが怖い。

開けられた時のことを想像して不安発作が起きる。

過呼吸、手足のしびれ、胸の痛み、叫ぶ、呻く、号泣…などなど、とにかく狂う。

 

足音が聞こえると、ついでにドアが開かれるのではないかと震える。

「発作による叫び声が家族に聞こえ部屋に来るかもしれない」と考えると、症状が悪化して頭がおかしくなる。

 

父親が物置部屋のドアを開いてこう言うのだ「誕生日おめでとう」(以下リンク参照)

うつ病患者が誕生日に死にかけた話
うつ病になって半年が経ちました。今年ももう半分が過ぎ、このまま自分はどうなるんだろうか?と不安な毎日を送っています。 ...

あぁ、しにたい。

 

「心配だから」「あなたのことを思って」とかいうセリフから来る行動は、自分の気持ちであって、一切相手のことを思いやっていないといことを知ってほしい。

うつ病で帰ってきた子供は、親に顔を見せる為に帰ってきたのではないと言うことを頭に入れて接してほしい。

 

以上。

コメントについて

最後までご覧いただきありがとうございます。

現在コメントへの返信は行なっておりません。

ただ、頂いたコメントはありがたく拝見させて頂いております。ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました