今日は免許の更新に行って来た。疲れた…。
朝9時に出発して、15時に帰って来た。
昨日半年ぶりに外で歩いたから、足が筋肉痛で痛かった。
免許の更新期限が切れていたので、少し違う手順を踏んで手続きした。
違う手順と言っても、最初の受付で診断書を見せるだけだけど。
と言うことで、今日の出来事を書く。
免許センター
免許センターに入った。人が多かったが、昨日、駅前に行ったときみたいな胸の痛みはなかった。
最初に『期限切れ窓口』なるものがあったので、そこに向かった。
受付の人に言われたものを、言われた通りに順番に出して行った。古い免許証とか、住民票とか…。診断書は言われなかったので出さなかった。
書類にいろんなハンコを押している受付の人。
僕は『期限切れから6ヶ月以内であれば、診断書とかなくても手続きできるらしい』と言うことを知っていた。診断書は用意して来たが、出さないならそっちの方がいいと思った。『うつ病』と言うことが恥ずかしかった。言いたくなかった。
受付の人が出来上がった書類を僕に渡しながら言った。
「なんで更新が遅れたんですか?」
あぁ、聞かれるのか…。と思った。
僕は「病気で家を出れる状態じゃなかったんです」と言った。
「入院されていたんですか?」
「いえ、入院ではないです」
「ああ、自宅安静ですね。診断書はお持ちですか?」
しぶしぶ診断書を出した。
ルーチンワークのように慣れた手つきでキビキビ動いていた受付の人が診断書の中身を見て固まったように見えた。
受付の人は「少々お待ちください」と言って、受付の奥の方へ消えて言った。
チェックシート
10分くらい待たされた。
「お待たせしました。診断書はお返ししますね。ではこちらを書いてください」
過去の病気についてのチェックシートだった。
『5年以内に急に意識を失ったことがあるか?はいorいいえ』みたいな項目が5個並んでいる。
僕はその中の『5年以内に自分の思い通りに体が動かせ無くなったことがある。はいorいいえ』の項目で『はい』をチェックした。
正直に答えるべきだと思ったし、用紙の下の方に、『はいにチェックしたことによって、免許の更新ができなくなるようなことはありませんので正直に答えてください』と書いてあったからだ。
『はい』のチェックを見た受付の人がまた固まっていた。
「これは、そのどう言うことですか?どう言ったときに…?」と聞かれた。
僕は馬鹿正直に答えない方がよかった…。と思った。
「ええと、例えば、パニック発作みたいなもので…」僕は、もう話したくなった。
「すみません、もう一度診断書見せてもらっていいですか?」
診断書を見ながら固まる受付の人。
「わかりました。では、あそこの扉の中に入ってもらっていいですか?そこで手続きしてから、このお渡しする用紙の通りの順番に手続きして言ってください」
受付の人はめんどくさそうだった。
あそこの扉の中
あそこの扉の中に入った。
そこの警察の制服を着たおばちゃんと話した。
「ああ、さっきの診断書の人ですね」と言われた。
さっきの受付の人が奥に消えて行ったのは、ここに来ていたんだ。と思った。
「チェックシートの項目に一つ『はい』がついてるけど、どう言うときに…?」
さっきと同じ質問をされた。
「ええと、例えば、パニック発作みたいなもので…」
さっきと同じ返答をした。
「パニックってなに?体が動かせ無くなるの?」と聞かれた。
パニックについて説明を求められた。
今までパニックを説明したことなかったので、少し混乱した。
泣き叫んで、暴れてしまって、手足が痺れて…?って説明するか?と考えた。
「じゃあ診断書見せてもらっていい?」
黙っている僕に痺れを切らしたおばちゃんが言った。
おばちゃんは診断書を見ながら紙に何か書いていた。
「これはどんなときに起こるの?」
「ええと、過度なプレッシャーをかけられたときとか、人混みの中とか…」
人混みの中は言わない方が良かったと思った。
「ふーん、最後に起こったのはいつ?」
「ええ…、2ヶ月くらい前です」
嘘だ。本当は先月。
「わかりました。もういいですよ」
なんかわからないけど、終わった。
写真
それからは、普通の手続きの流れと同じ通りに動いた。
出来上がった免許証を見て後悔した。10ヶ月切っていない髪の毛が想像以上に醜かった。
昨日、どこでもいいから散髪していれば良かった。と思った。
最後
帰りは母親と回転寿司を食べに行った。
「寿司を食べたい」と言った僕に、母親は「持ち帰りにするか?外に出たくないやろ」と言ったけど、僕は「店で食べる」と言った。
外にいても全然苦じゃなかった。
パニックになる不安が全くなかった。
これからは外に出ることができる。
良かった。
これで免許が手に入ったので、来月のTOEICの受験に必要な顔写真付きの身分証明書が手に入った。
肝心の顔写真がひどいけど…。
試験日まで髪の毛切らないでおこうかな…。
2度見されたくない…。
以上。また明日。
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